「四谷シモン 前編」

ーー創作・随想・発言集成ーー

The first half of Yotsuya Simon




1960年代から本書刊行時の2006年まで、四谷シモンの「前半」における創作、随想、対談を集めた本格的エッセー集。

【本書の内容】
人形ーーはじめにかえて
人形のこと、僕のことーーエッセイ1
 ・人形とぼくとの共同生活
 ・僕の君の名は日記
 ・長い長いお人形のお話
 ・人形
 ・左手のオーラ
 ・静かな機械のような僕の人形
 ・メカニズムと運命=私の少年たち
 ・機械仕掛に固執して
 ・シモンドール
 ・人形・すずしい時間
 ・酸味のする人形
 ・竹べらを置くとき
夢みたこと、想ったことーー創作集
 ・シモンスキーの手記
 ・人形は美しく死につづける
 ・主人のお仕置き
 ・燕
 ・角店
 ・鑿と少女
 ・思考の麻痺の導入部
 ・海峡
 ・黄金の把手のささくれ娘にスピード風才能が一億円
 ・ねつれつポエムとオムシツぽえじい
 ・聖なる薔薇
 ・ゆびさきのオーロラ
 ・水の寸法
 ・都市計画報告書
 ・木屋夜に狂死曲
 ・心中
人形師シモンと10人の写真家
澁澤さんのこと、友人たちのことーー交友録
 ・親友、唐十郎への手紙
 ・卵型の戦士=唐十郎
 ・状況劇場における根津甚八
 ・お嬢さんあてやわらかに
 ・目の快感=池田マスオ
 ・湯船のなかの布袋さん
 ・鎌倉の一寸法師
 ・天使になった澁澤さんに…
 ・五月の澁澤さんに
僕の好きなもののことーーエッセイ2
 ・日記・1969年
 ・僕の日曜日
 ・曇り日
 ・あの光り輝く夏の夜の花火は…
 ・聖なる方へ
 ・青い花
 ・平和の彼方に
 ・すみません、本当は大ざっぱでずぶといんです
 ・上るということ
 ・自身の作品の対極にある人形
 ・光のマリア
 ・記念写真
 ・青いパリジェンヌ…フェリックス・ラビッス
 ・東西の小説の主人公たちがつくる<闇>の世界に心が動かされます
 ・生きている人形
 ・夏の湯島で
 ・僕の実行しているエコロジー
 ・天国のモヤ
 ・ポールの内部がむき出しの手作り感がいい
 ・僕の近況報告
 ・『病院ギャラリー』あとがき
 ・私の人形史
 ・人形をめぐる本100冊
僕が語ったことーー対談・インタビュー
 ・ピグマリオニスムーー人形の形而上学をめぐって(澁澤龍彦氏との対談)
 ・ふわり、冷ややかな、幽霊のように人形を
 ・北鎌倉へ向かって
これまでの僕のことーーあとがき集
 ・『シモンのシモン』あとがき
 ・『シモンのシモン 新版』あとがき
 ・『機械仕掛の神』あとがき
あのころの僕、これからの僕のことーーあとがきにかえて
プロフィール
初出一覧

【推薦の言葉】
驚嘆すべき人生を生きて四谷シモンはエロティシズムの思想に美の最高表現を生み出す奇跡をなしとげた。」 (中沢新一氏)

【出版社】
学習研究社

【刊行年月】
平成18年12月

【ページ数】
405頁

【サイズ】
20cm

【価格】
2,500円+消費税

「四谷シモン前編」の書評(平成19年2月18日「朝日新聞」中条省平氏)