2008年 展覧会(公演)情報

【澁澤龍彦生誕80年回顧展 ここちよいサロン】
会場:県立神奈川近代文学館、横浜市中区山手町110、港の見える丘公園内)
会期:4月26日〜6月8日
コンセプト:澁澤龍彦は、古今の書物を繙いては異端の作家サドなど歴史の闇に埋もれた存在に光を当て、明晰で洗練されたエッセイと翻訳により私たち読者をもてなしてくれました。また幻想に満ちた物語『高丘親王航海記』や、澁澤独特の不思議な博物誌は、今なお読む者を時空の彼方へと誘います。生前、鎌倉の澁澤邸には主人を慕い、三島由紀夫、土方巽をはじめとする多くの芸術家が集いました。澁澤の明るい好奇心と拘泥のない透明な精神がゆきわたるサロンは、この上なく「ここちよい」空間だったといいます。そして澁澤が世を去った現在も、遺された作品=澁澤サロンは若い読者を迎え入れ、さらなる成長を続けています。本展はそうした澁澤龍彦の活動を幅広く回顧する展覧会です。展覧会には、澁澤家が所蔵する四谷シモンの人形2点が出展されます。
また、四谷シモンは5月5日(月)に「澁澤さんと人形」という講演と朗読を行います。
参考:「澁澤さんと人形」のために

2008 is the 80tn anniversary year of Tatsuhiko Shibusawa (1928-87), Japan's representative translator of French literature, novelist and critic. Kanagawa Museum of Modern Literature, Yokohama, holds a retrospective exhibition of whole Shibusawa's activities from 26th April to 8th June.
http://www.kanabun.or.jp/
Simon Yotsuya will have a lecture titled "Shibusawa and dolls" from 14:00 on 5th May.
As for Shibusawa, read the page below.
http://www.simon-yotsuya.net/peuple/shibusawa.htm

Short introduction for Simon's lecture on "Shibusawa and dolls"

【Sandmann(砂男)】
会場:Super-deluxe(東京都港区西麻布3-1-25、B1F)
会期:5月10日(土)
時間:19時会場、19時30分開演予定
料金:2,000円
コンセプト:ローマ大学の文化人類学者マッシモ・カネヴァッチさんが企画・監修し、日本の舞踏にも強い影響を受けているカネヴァッチ夫人シェイラ・リベイロさんが演じ・踏る、ホフマンの小説『砂男』にもとづくパフォーマンスです。ホフマンの『砂男』は、現実の女性を捨て人形を愛してしまう若者を主人公とした物語で、カネヴァッチさんは、パリで四谷シモンの作品に遭遇することでその舞台化の具体的なイメージを得ました。これまで、カネヴァッチさんの活動拠点のひとつであるサンパウロ市(ブラジル)で数度演じられています。またこのサンパウロの舞台では、四谷シモンの人形に扮したシェイラさんが、人間女性と人形を一人で演じるだけでなく、カネヴァッチさんのアイデアにもとづき、さまざまな人物を多重的に演じています。今回の東京ヴァージョンでは、実際に、舞台に四谷シモンの新作人形を据えその前でシェイラさんが演じることになっており、人形と人間の共演によってどのような幻想空間が生み出されるかがみものです。
サンパウロ市における『砂男』の舞台

A performance inspired by Hoffmann's novel "Sandmann" will be held from 19:30 on 10th May at Super-deluxe Nishiazabu, Tokyo.
This performance is directed by Massimo Canevacci, professor of University of Rome "La Sapienza" and danced by Sheila Ribeiro. Canecacci, who had inspired by Simon's doll, had already performed "Sandmann" at Sao Paulo, Brazil.
This is the first performance at Tokyo. And in this occasion, co-presentation of Shaila and Somon's doll will be realized for the first time.
Entrance fee = 2,000 yen.
"Sandmann" at Sao Paulo

"Un altro autore che mi colpi subito e su cui tornai successivamente fu Simon Yotsuya, le cui bambole esprimevano una sottile attrazione sensuale tutta interna a una apparentemente fredda corporalita. In realita mi fu chiaro da subito che sotto quella "pelle" di bambola si sprigionava un eccesso di desiderio esprewssivo artistico e anche antropologico. Per questo, quando ho iniziato a lavorare su Sandmann prescelsi una delle sue immagini come caratterizzante uno dei personaggi principali: Clara." (M. Canevacci, "Una stupita fatticita" p. 172, Costa & Nolan, 2007)

【四谷シモン 人形とデッサン展】
会場:ギャラリーメスタージャ(東京都千代田区西神田2-3-5、千栄ビル1F)
会期:2008年5月12(月)〜5月31日(土)
コンセプト:四谷シモンの近作人形とデッサンを展示し販売します。

なお四谷シモン作品は、坂出市の「四谷シモン人形館ーー淡翁荘」にて常設展示しております。
(最終更新日:2008年5月1日)